またまたサイエンスカフェ [科学コミュニケーション]
昨日のことになりますが、大学の学部が主催するサイエンスカフェの手伝いをしてきました。高校生を対象とするもので、前半は研究員によるお話と質疑、そして後半は大学院生との懇談という構成でした。高校生8~10人に大学院生2人がつくという形で、僕もその中に加わり高校生と科学についていろいろな話をしました。高校生も熱心なが多く、かなり高度な質問も出てきました。答えられなかった質問について、今日大学に調べに行ってしまったくらいです。学会で聞かれてもおかしくないような切り口で質問する子や、「こんなことはできなんですか」と研究のアイディアのようなことを思いつく子までいて、なかなかエキサイティングでした。分野の違う学生とペアになるというのも、とてもよかった気がします。僕は物理の理論系の人とペアになったのですが、お互いの違った視点や考え方が出せた気がして、僕自身がとっても楽しめました。第2回があったらまた期待という高校生もたくさんいたので、ぜひ次回も同じような企画が続くことを願っています。
そしてそのあとは、手伝いをした大学院生で打ち上げに行きました。同じサイエンスを専攻しているとはいえ、専門分野はさまざまなので、これがまた話していてとても面白いのです。アウトリーチ活動というと、一般の人にどれだけ伝わったかということが重視されがちですが、異分野間でのコミュニケーションという副産物も僕にとっては大きな魅力なのです。せっかく面白い大学院生が集まったので、ここから何か生まれてくるといいなあと思っています。
というわけで、今年もサイエンスコミュニケーションから足を洗えずにいます。
おお,お疲れ様でした。
そういやそんな行事もありましたねってメインで話していた人はうちのラボの人でしたっけ。
こちらは今は修論の為に時間を使う日々です。
by Yosuke OTANI (2007-02-05 02:57)
そうそうメインのスピーカーは、Yosukeさんのラボの人です。話自体は、D論の発表のときとか、論文とかで多少は知っていたんだけど、高校生向けにこうやって話すのかと参考になるところがたくさんありました。
修論発表まで、がんばってくださいね。終わったらまた何かしましょう。
by けけみ (2007-02-05 22:50)