SSブログ

白衣を着た子供たち(14日日記) [日記・雑感]

▼午前中は、「科学大好きどよう塾」などを見ながら、朝ごはん・洗濯・片付け。どよう塾のテーマは、ハイスピードカメラ。普通のカメラとの違いを説明する方法など、参考になることも多い。脳科学の茂木健一郎先生が解説をしていたが、目じゃ見えないような瞬間瞬間のことを知ることができると、「脳が元気になるんです」と言っていた。その瞬間一番元気になったのは、脳ではなく、間違いなく茂木先生だった。いろんな分野の話で解説を求められるから、大変ですね。
▼昼は、新しく作った眼鏡を受け取りに行ってから、急いで都内某所へ。待ち合わせまで15分時間があったので、マックで腹ごしらえ。そしたら、教育熱心なママとお子さんが算数の勉強をしていた。小学校3年生くらいだろうか。長方形を組み合わせた図形の面積や周囲の長さを求める問題。子供はすっかり飽きてしまっており、ママは少し怒り気味。「真面目にやらないならもう止めるよっ!」といってテキストを閉じようとする。子供はもじもじ。僕はため息。そもそも、マクドナルドに連れてきて勉強させるのもどうかと思いますよ。もうすこし体に良いもの食べさせましょうよ、まったく。こりゃ、算数も嫌いになるよ。
▼待ち合わせをしていたAさんと、小学生向けの理科実験教室の会社へ向かう。カリキュラム開発やら、新規イベントやらで、協力を求められていたので、今日はその説明と見学をしにいったのだ。ほかにも数人いて、説明を受けてから、教室の見学に行った。
▼2年生は、野菜からでんぷんを取る実験。ジャガイモだけでなく、ニンジンやいろんな野菜がおいてある。「二人一組でやりますからね。相談してどれがいいか決めてください」と先生。子供たちは、ああだこうだと相談しあう。「○○くん、どれにした?」「ニンジンがいいー」「△△さんは?」「ジャガイモ!」・・・そして、おろし金の使い方を説明。適度に子供たちに呼びかけたり、考えさせたりして、飽きさせないテンポで進んでゆく。「それでは、野菜とおろし金を配ります。二人でどちらをとりに行くか相談してください」これも、子供がいっせいに集まってきてしまうのを防ぐ工夫だ。さらに相談させるということで、子供の集中力を続かせている。どの子供も、目を輝かせて、うきうきしているのが見て分かる。理科の勉強というよりは、遊びみたいなものなのだ。マックにいた子供とはぜんぜん違う。「先生ー、・・・って・・・なの?」子供らしい発想で、いろいろなことを先生に聞いたりもする。小さい白衣を着た子供たちが、こんなにも夢中になっていると、僕までうきうきしてくる。Aさんと、「かわいいね~」と言いながら、顔がほころんでくる。逆に高学年になってくると、少しおとなしくなってくる。それでも真剣な眼差しは変わらない。みんな楽しくて仕方がないようだ。
▼聞くところによると、生徒数は年々増加しているという。だが、なにしろコストがかかるので、収益性は良くない事業だ。生徒が増えたからといってすぐ儲かるというわけでもない。講師の質を維持するのも大変だ。
▼見学を終えてからは、どんなことなら協力できるか、あるいは何を協力してほしいかなどという話。忙しいし正直何もできないのだが、科学教育業界をいろいろみていると、実験カリキュラムもこうしたほうがいい、こういう実験はできないか、などと思うことがいくつかある。僕にできるのはアイディア・企画のみだが、ほかにも実験的にやってみたい案もある。ほかのNPOや有志団体でやるのも手だが、こういう会社と組んでやるのもよいかもしれない。場所もあるし、生徒もいるので、こちらはコンテンツの提供だけをする。もし、僕に商売っ気があったら、少しは稼げるのかもしれないなぁ、などと。
▼夕方、終わってからは、初めて顔を合わせたTさんと話しつつ帰路へ。彼女もいろいろ活動しているようで、一緒に何かできたら面白そうだ。
▼夜は、プライベートタイム。美味しい和食の店。芋焼酎を飲みながら。食べ過ぎた。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。